導入事例

マネックスグループ株式会社

(左)O&T 企画室 岩﨑 祐介さん(右)O&T 企画室 目羅 聖二さん
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ハード運用管理の一掃、コストカット 60%、拡張性、モバイルでの活用、BCP、G Suite のメリットの数々

お客さまの声

日本・米国・香港に個人向けを中心とするオンライン証券子会社を有するマネックスグループ。主要事業となるマネックス証券は、日本に本格的なオンライン証券を確立させた先進的なベンチャーでもある。そんな同グループは、2011 年 9 月にクラウド上で動作する G Suite を導入。従来のオンプレミスのシステムに比べ、約 60% ものコスト削減をはじめ、少人数でのハード運用管理の負荷の一掃、拡張性、BCP(事業継続計画)、コミュニケーションの多層化など様々なメリットをもたらした。

約 300 人の従業員に対してシステム要員は 3 名

日本国内にある各グループ会社のクリティカルなメールシステムを少人数で管理することに対する心理的な負荷は大きいものがありました。また、ハードの維持管理コストもかさんでいたので、これらを軽減させられるプロダクトに変えたいと考えていました。

マネックスグループのシステム部門である O&T 企画室では、2011 年の年頭あたりから次期メールシステムおよびグループウェアの検討を始めました。それまでは、オンプレミスの Microsoft Exchange を使用していましたが、その時点で利用開始から 4 年ほど経過しており、将来的に必要とされるサポートやライセンスの更新費用,ハードウェアのリプレイスコストなどを見越して、このタイミングでベターな製品へのリプレイスを検討することにしたのです。

ベンチャーとしてスタートした当社は、少数精鋭を方針としており、日本国内のグループ各社に在籍する約 300 人の従業員に対してシステム要員は 3 名しかいません。日本国内にある各グループ会社のクリティカルなメールシステムを少人数で管理することに対する心理的な負荷は大きいものがありました。また、ハードの維持管理コストもかさんでいたので、これらを軽減させられるプロダクトに変えたいと考えていました。さらに、今後従業員の数も増えることが予測されていたので、柔軟に拡張していけることも条件としてありました。

国内外を飛び回る社長を含め、社外でモバイルデバイスを活用したいというニーズも強かったですね。

そんな時に、東日本大震災が発生したのです。自社サーバールームが大きく揺れて、危機感を持ちました。新システム選定に BCP の観点も加えるよう、経営層から指示が入りました。そこで、クラウドサービスの利用も検討することにしたのです。

最重要のセキュリティポリシーを Google はクリア

我々はクラウドによるサービスにメリットを感じていたものの、金融に関わる企業グループとして最重視すべきセキュリティにおいて、当時はまだ不安があったので、オンプレミスも含めて検討することにしました。そして、岩﨑が個人ユーザーとして Google 製品の良さを実感していたこともあり、国内のグループウェア製品とともにG Suite も比較検討することにしたのです。

気になるセキュリティについては、Google に説明を求めました。

G Suite は当社の定めるポリシーをクリアしており、経営層も納得できたことが大きな決め手になりましたね。クラウドのサービスでは、G Suite 以外クリアできるものはありませんでした。

3 カ月間の検討期間で、ハードの保守運用にかかわるコストや手間が一掃でき、拡張性や社外でのモバイルデバイスでの利用など、すべての条件をクリアできる G Suite に決定しました。

資料の共同編集や共有が非常に便利

海外のグループ会社含め、クラウドによりどこにいても同じプラットフォームが共有できることは、業務のスピードや質を高める上で非常に有効だと思います。

2011 年 6 月末から 2 カ月かけて導入を完了させ、9 月 1 日に G Suite の利用を開始しました。これにより、まずコストを大幅にカットすることができました。経営層にはインパクトが大きかったですね。我々システム部門としては、ハードの運用を気にしなくて済むようになったことが大きいです。

O&T 企画室では、使い方をレクチャーして回る余裕はないので、各職場の IT リテラシーの高い人に便利な使い方を広めてもらっています。アプリケーションとしては Google ドライブ がよく使われていますね。東京には 2 カ所のオフィスがありますが、資料の共同編集や共有をするのに非常に便利に使われています。例えば、O&T 企画室ではスプレッドシートでメンバーのタスク管理表を作成・共有し、全員がお互いの業務量を把握して業務を融通し合っています。

また、Google カレンダー に、Google ドライブ にアップした情報を連携させてタスク管理を共有するといった使われ方もしています。

Google トーク や Google+ ハングアウト などのチャネルが増えたことで、コミュニケーションの多層化が見られるようになったという効用もありますね。

海外のグループ会社含め、クラウドによりどこにいても同じプラットフォームが共有できることは、業務のスピードや質を高める上で非常に有効だと思います。

なお、ベンチャーとしてスタートした当社の企業風土は、最新トレンドへのアンテナが高いという特徴があります。日本で発売される前に Chrome Book を取り寄せて検証端末として利用しています。

Android 端末の業務利用を支援するプログラムの Android にも期待していますね。